西川 大生
神戸大学医学部医学科在籍・私立東邦大東邦高校(千葉)出身
京都あすなろ教室で講師を務めております西川 大生と申します。
この教室では各々の講師が各々の想いを持って働いておりますが、ここではしばらく私なりの想いをお伝えしたいと思います。ぜひ、すべての講師のメッセージに触れてみてください。
まずは少しだけ自己紹介を。
私は一度大学を卒業し、一般企業に就職しました。会社員として働く日々はそれなりに充実していたものの、自分のしていることが誰かのためになっているという実感が乏しい日々でもありました。そのような日々に疑問を感じ、改めて何をして生きていくべきかを再考するようになりました。色々な選択肢を考える中で迷いやためらいもあったものの、私は医師になることを決意し医学部を再受験して現在に至ります。
この文章を読まれているのは、不登校や学校の中退を経験された方や、そういった方に間近で接してこられた方だと思います。そして、そのような状況に接する中で、ふがいなさや絶望感を抱いている方もいるかもしれません。ですが、仮にそうであるとしても、まずは少し考えてみてください。
「そもそも学校に通えなければいけないのか」
確かに、小学校から高校や大学まで学校に通い続けて、社会に出てからも活躍している人はたくさんいます。そのため、「学校に行くこと」が正解であることを疑うつもりはありません。また、それは私たちにとって最も身近な正解でもあります。ですが皆さんに誤解してほしくないのは、それが「唯一の正解」ではないということです。人生には見渡すことができないほどに無数の選択肢があります。その中には必ず他の正解が存在していると考えるほうが自然ではないでしょうか。もし、これを読まれている方の中に「学校に通うこと」が唯一の正解だという社会の雰囲気を感じ、学校に通えないことを責めている方がいたら、そんな必要はないと断言しておきます。
京都あすなろ教室で私たちが取り組んでいることは、その「もう一つの正解」となる道を皆さんが切り開くお手伝いだと考えています。もちろん、道をやみくもに探したって疲れてしまうだけです。そこで「勉強」と「受験」の出番です。勉強（ここではあくまで受験のための勉強です）をすれば点数や偏差値という形で明確な現在地を知ることができます。もちろんそれらの数字は人間のほんのわずかな一面を切り取ることしかできませんが、一歩ずつでも確実に進んでいることが目に見えるということは心強いことでもあります。
まずはじっくり話し合いましょう。そもそも何を目指すのか、どうすれば目標を達成できるのかを考え抜き、最初の一歩を共に踏み出しましょう。先が見通せず不安なこともあるかもしれません。足が前に進まないこともあるかもしれません。でも、どんなことがあっても私たちは最後まで付き合います。皆さんとまだ見ぬ新しい道を切り開けることを楽しみにお待ちしております。
現在、神戸大学医学部医学科に在籍している講師（西川）が、ご家庭まで伺って、家庭教師を行います。
「三宮駅から公共の交通機関を使って片道一時間以内」で通えるお家にお住まいの方を対象とさせていただきます。「神戸・大阪の」と表記していますが、この条件なら西宮市や尼崎市にお住まいの方でも条件に当てはまることがあると思います。
「１時間をほんの少しオーバーするなぁ……」というような方もお気軽にご相談ください。
正規の授業料に加えて「三宮からの交通費実費」をいただくことになりますので、その点だけ予めご了承ください。
【講師・西川について】
西川は京都大学経済学部を卒業し、某大手メーカーに就職。が、ビジネスマン生活を始めた数カ月後の夏、医学部受験を決意しました。以後はビジネスマンとして勤務しながら（一ヶ月間のアメリカ出張などもこなしながら）受験勉強に励みました。勤務の前後や休日を使って受験対策に勤しみ、その年の冬、無事、第一志望の神戸大学医学部医学科に合格しました。
西川は京都大学に在籍していた四年間、京都あすなろ教室で講師として働いてくれました。たくさんの生徒を担当し、「行き詰まったこども」を光の射す方向へ導きました。
手前味噌になりますが、本当に本当に優秀な若者です。高い学力と指導力、優しくきれいな心根、そして豊かな経験を併せ持つ講師が西川という男なのです――。
