京都あすなろ教室

黒田 梨花

東京理科大学薬学部生命創薬学科在籍・私立愛知淑徳高校出身


みなさん、はじめまして。京都あすなろ教室で講師をさせていただくことになりました、東京理科大学の黒田梨花です。

私は中高一貫の女子校に通い、6年間テニス部に所属しました。その学校は高校2年生から文系と理系にクラスが分かれるため、高校一年生の段階でなんとなく自分の進路を考えなければいけませんでした。暗記科目はわりと得意でしたが、突出して「武器」となる教科もなく、すべての科目が「可もなく不可もなく」という感じだったため、文理選択にはとても迷いました。最後は、「理科が好き」という理由から理系を選択し、一般入試で現役合格した東京理科大学の薬学部に通っています。


学校って、たしかにめんどくさいこともたくさんあります。高校の時も大学生になった今も「自分で勉強した方が早くない?」と思うこともあります。

そう思う一方で、私は学校があったおかげで今があるなと実感しているのです。学校で善い思い出をたくさん作れたというのもありますが、辛い受験生活を乗り越えられたのは、学校で出会った人たち(友、先生たち)の助けがあったからだと思うのです。

周りの人たちが自分を助けてくれることもたくさんありましたし、もしかしたら気付かぬうちに私自身が誰かを助けたこともあったのかも知れません。

学校に限らず、塾の友人であったり先生であったり、そして家族であったり……。本当にいろんな人たちに助けられて、自分が存在していられるのだ(存在してこられたのだ)ということが、両親と暮らしていた名古屋を離れて首都圏で独り暮らしをしている今は、かつてよりも、より鮮明にわかるようになりました。


学校へ通っていないということは、「人との繋がり」が少ないのかもしれませんね。一概には言えないだろうけど、孤独な環境で頑張っている(あるいは苦しんでいる)不登校児も少なくないのかな、と想像します。

学校へ通っていない生徒さんの孤独を少しでも薄められる存在に、私はなりたいと思っています。もちろん、学力を飛躍的に上げるお手伝いもさせていただきますが……。

周りの講師の皆さんに比べて至らないところもたくさんあるかも知れません。が、「私にしか出来ないこともあるんじゃないか?」と思ったりもします。

今(2023年の秋現在)、大学一年生の私の人生は「これから」ですし、不登校児や高校を辞めた人の人生も、同じく「これから」始まるのだろうと思います。

どうかよろしくお願いします。京都あすなろ教室のオンライン授業でお会いしましょう。
サービス名

<< 前のページに戻る